見習いたいと思った
こんばんは、ちぃたです。
先日母との話を書きました。
(お読みくださった方、ありがとうごさました。)
今日は父の話です。
ちぃたの父は母とはぜーんぜん違う性格で、能天気の超がつくポジティブ人間です。
人に好かれる性質の人で、娘から見ても羨ましい人です。
近所の人、見知らぬ人に、
お父さん素敵よねー!
とか
すごくもてたのよー!
とか
お父さん元気か?
とか、よく声を掛けていただけます。
ちぃた家の苗字は珍しい方なので、ひょっとしてと父の名前を出され、嬉しそうに父の話をされることもあります。
その分当たり前にずっと人気者だったので、人の気持ちはほとんどわからず、よく母を怒らせています。
困った人です。。
とても気のいいおじさんで大好きな父ですが、今年の初めに癌が見つかりました。
見つかった時にはステージ4の食道癌。
手術も放射線治療もできない状態でした。
正直、ダメだろうなと思いました。
ところが父はというと、
ダメならダメで仕方がない。でもやれる事は何でもやります。どんなに痛くても辛くても平気だからお願いします!!
そう言ってお医者さんにダメもとで治療を希望したそうです。
お医者さんもそれだけの覚悟があるならと抗癌剤治療を始めてくれました。
もう手術もできないくらいの状態、食事もできないので胃瘻をすることになりました。
お見舞いは来なくていいということで、退院するまでは1ヶ月くらい会えませんでした。
1ヶ月後退院した父に会いました。
げそっと痩せておじさんからおじいちゃんになっていました。
少し動くとふぅふぅはぁはぁ。。
体力が恐ろしく落ちたようです。
声も弱々しく、ホントにヨボヨボのおじいちゃんです。
ずっと気を張っていた母も、初めて涙が出たそうです。
でも我が家は自営業だったので、退院したその日から仕事をはじめました。
少し動いては休み、動いては休み。
働いてる方が気が紛れると、次の入院まで休まず働いていました。
自営だったのでマイペースで仕事ができるのが、よかったと思います。
会社勤めでは難しいでしょうから。
そして、2回目の抗癌剤が始まりました。
父の話は今日はここまでです。
また続きは次回書かせていただきます。
母に引き続き重たい内容ですいません。
お読み下さり、ありがとうございました。