見習いたいと思った②
こんばんは、ちぃたです。
今日は前回の続きの父の話です。
父の2回目の抗癌剤が始まりました。
また1ヶ月ほど入院をします。
抗癌剤、辛いようです。
でもマイペースな父は
あれな、キツイぞー!凄いな、さすが癌を退治する薬だなー!!
との事。さすがです。
今回も無事に退院をして、また退院したその日に仕事をはじめました。
そして流動食が少しづつ食べられるようになり、食べる量も 増えていきます。
父のこだわりで、母は毎日手羽先で煮たおもゆをつくってあげていました。
病気の時は肉が一番だ!とのこと。
やっぱり前向きに病と戦います。
3回目の抗癌剤治療も始まりました。
数値はいいようで、順調に進んでいるようです。
抗癌剤があわないと何回か試さないといけないようですが、幸いにもあっているようです。
家族が見る限りは、元気になっているように見えます。
顔色もいいし、声もでるようになってきました。
抗癌剤を3回行ったところで、1度カメラを飲んで状況を確認することとなりました。
そして結果は、、なんと、
ほぼなくなりましたね!!
とのこと。
えっ?ステージ4ですよね?まだ4ヶ月くらいしかたってないですよ?
凄いですね!ほぼないです。これなら、放射線治療出来そうです。
えーーーーー!!
正直、ダメかと思っていました。
私は仕事を辞めて、家業のお手伝いや看病をしようとしていましたが、辞めなくてもいい?と思うほどの回復ぶりです。
でもまだ油断はできないし。
結局まだ父は体力が全然ないので、私もぼちぼちと仕事を手伝うようになりました。
そして今現在、父は放射線も終わり普通に口から食事ができます。
PET検査でも癌が見えないくらいの状態になり、今は再発防止の抗癌剤を月に1度、2泊3日の入院で行っています。
これはとても珍しい事らしく、お医者さん、看護師さんともに非常に驚かれています。
皆様口をそろえておっしゃるのは、前向きな姿勢が癌を退治したのではないか、ということです。
父の呑気でポジティブな性格のせいで癌がステージ4になるまで気が付かなかったのですが(なんか違和感はあったそう)、そんな性格のおかげで治療が続けられたようです。
そして前向きさが癌が良くなった原因かどうか本当のところはわかりませんが、本人があまりに悲観しないので、家族としてもとても楽でした。
死ぬかもわからないけど、そこはなるようにしかならんだろ?
だから、今現在やれることをやるしかないんだよなー。
辛がっても嫌がってもできることは変わらんから、なるべく楽しいこと考えてたら、その方がいいじゃんなぁ?
そんなことをひょうひょうと言ってました。
なるようにしかならないから、今やることをやる。
どうせなら楽しくやる。
父のことを見習いたいと思いました。
ちなみに我が母は、勝手に癌になって、勝手に元気になって!ホントに勝手なんだからっ!って怒ってました。
不器用な人です笑
父の話は以上です。
なんか家族自慢になってしまった汗
すいません。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。